ボートレース尼崎の「第32回ささはら賞競走」は28日、予選を勝ち抜いた18人による準優3番勝負が行われる。

 4日目(27日)連勝の入海馨(25=岡山)が予選トップ通過と思われたが、後半12Rで不良航法を取られて減点(マイナス10)となり4位に後退。代わってオール3連対にまとめた北中元樹(41=滋賀)がトップ通過を果たした。2位・川島圭司(37=滋賀)、3位・岩瀬裕亮(32=愛知)の3人が準優好枠を手にした。

 そんな中、穴で狙ってみたいのが篠田優也(34=兵庫)。4日目5Rは3コースから絶妙なまくり差しでイン国崎良春(46=福岡)に競り勝ち白星とした。「1Mあれしか狙ってませんでした」と、してやったりの表情。足色について「出足に関してはちょっと上向いている。伸びはいい人に伸びられるが、普通はある。それよりも今節はリズムがいいですね」と表情は明るい。

 2021年後期適用勝率は4日目時点で5・41とA2級の点数をギリギリキープできそうだが、2連対率が30%に満たない状況。「今節、あと2回は2連対を取らないとA級が苦しい。まずは、前半レースでいい着を取れば、乗っていける。準優に弾みをつけたい」と前を見据える。

 5日目準優10Rも気になるがA2級勝負駆けにも注目したい。