【常滑ボート・GⅢレディース笹川杯】〝くせ者〟エンジンにチャレンジする長嶋万記「これを乗りこなしたい」

2021年04月25日 19時25分

長嶋万記

 ボートレースとこなめのGⅢ「オールレディース レディース笹川杯」は25日、4日間の予選を終了。26日=5日目の10~12Rで争われる準優3番勝負のメンバーが出揃った。

 予選トップ通過は準優12R1号艇の平高奈菜(33=香川)。また、2、3位には細川裕子(39)、大滝明日香(41)の地元愛知勢が続き、それぞれ準優1号艇を獲得している。

 一方、当地でデビュー戦を飾り、通算3Vと好相性を誇る長嶋万記(39=静岡)も注目を集める1人だ。

 昨年来、お世辞にもリズムが良好とはいえず、近況もA1勝負駆けに追い込まれている状況で、今節も予選最終日にしてようやく初白星を奪取。ここに来て何とかリズムを上げてきた。

 特に今節、手にした53号機が厄介なシロモノで、2節前にイン屋の西田靖(東京)が乗っていたため、極端なピット離れ仕様になっていた。〝現行プロペラ制度あるある〟ではあるが、極端な戦法を取る選手が乗ったあとは、プロペラの形状も特殊になっており、ピット内でも頭を抱えるシーンがよく見られる。

 当然、他の選手なら叩き変えるのが一般的だが、長嶋は「自分が強くなるために、これを乗りこなしたい。エンジンを言い訳にしたくない」と、不振脱出へのために、あえて〝いばらの道〟を選択している。

 現状でも伸び足が甘いのは明らかだが「ピット離れは出たし、3日目より立ち上がりの足は良くなっていた」と、しっかりと戦える足に押し上げてきた。

 あとはこの足でターン勝負! 今夏は地元・浜名湖でPGⅠ「第35回レディースチャンピオン」が控えており、何かと注目を集めるが、この先を見据えた上での〝チャレンジ〟がどう出るか、今後を占う意味でも目が離せなくなった。

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