ボートレースまるがめの一般戦は24日、予選3日目が行われた。

 25日は準優勝戦に進出する18選手が決定する予選最終日。3日目を終了した時点で首位に立ったのはSG2Vと今大会実績ナンバーワンでV筆頭候補の平本真之(36=愛知)だ。前検日、初日は「伸びは悪いし、押していない」と、いいところなしの状態。1走目もパワー不足を露呈して5着と苦しいスタートとなった。それでも初日2走目のドリーム戦はしっかりと1号艇という枠の利を生かして白星ゲット。

 ただ、このままズルズルと低迷した状態を続けないところがSGウイナーだ。2日目に「調整がはまった」と調整の正解を見つけて底上げに成功。レースでも大外6コースから鮮やかなまくり差しを決めて白星を奪取した。

 そして迎えた3日目は7Rで2コース差し快勝。12Rでは今節2度目のイン戦をきっちりとモノにした。これで初日ドリーム戦から4連勝で得点率トップに浮上。仕上がりに関しては「1Mだけは良かった」と納得の域には達していないが、艇界トップレベルのハンドルさばきの持ち主だけにしっかりと展開を突いて勝負には絡んでくるだろう。

 優勝は昨年9月が最後。今年も出場した8節すべてがGⅠ、SGということもあるが、優出もわずか1回。一般戦できっちりと優勝して巻き返しのきっかけにしたいところだ。