ボートレース徳山の「創刊55周年記念 九州スポーツ杯争奪戦」は23日、初日の熱戦を繰り広げた。

 初日注目の「ドリーム戦」は1号艇・稲田浩二(36=兵庫)が逃げて快勝。前半8Rでの2コース5着から巻き返したが、舟足はいまひとつパッとせず、底上げが必要な状況だ。

 予選組で唯一の連勝発進を飾った石丸海渡(27=香川)は前検日から機力アップに成功して、力強い動きを見せており、連勝をどこまで伸ばすか、目が離せなくなった。

 一方、開幕日2走を1、3着とまとめた大野芳顕(36=福岡)も、今節の有力候補だ。前半6Rは3コースからコンマ07の好スタートを決めるとまくり一撃で白星発進! 後半10Rは2コース戦で3着ながら、上々の舟足を披露していた。

 大野は「出足を中心に足はいい。行き足も良くてレースがしやすい。大きなこと(整備等)はしなくてもよさそう」と、タッグを組む71号機に満足そうな口ぶり。このまま好走を続けそうなムードだ。