ボートレースとこなめのGⅢ「オールレディース競走 レディース笹川杯」は23日、予選2日目を終了。2日目12Rで行われたドリーム第2弾「2ndドリーム」は平山智加(35=香川)がスリットで後手に回り辛勝ながら、イン逃げ成功。リズムアップに成功した。また、初日ドリーム戦の覇者・平高奈菜(33=香川)も2日目2、1着とまとめ、好調を維持している。

 また、今節は地元勢の活躍が顕著だ。谷川里江(53=愛知)、大滝明日香(41=愛知)、細川裕子(39=愛知)、水野望美(32=愛知)の4人がオール3連対をキープ。特に1枠以外で2勝を挙げている水野の頑張りが目立っており、オール3連対どころか1、1、2着と絶好調。今節はA2勝負駆けとなる立場だが、大幅に勝率を上積みしている。

 ただ、今年に入って予選突破もままならなかった状況だったこともあり「勝率は意識しないことにしています。それよりも、近況が悪かったので、レースに参加できることがうれしい」と勝率よりも、眼前のレースに集中したことがここまでの好結果につながった。

 無論、舟足も悪くない。「回ったあとしっかり進んでくれる。前節の方(篠田優也)が整備してくれたので、ペラに集中できたのも良かったけど、思ったよりもうまく合わせられた」と胸を張る。

 中盤戦以降も勝率よりも一戦一戦集中の構え。「前の方を走って、画面に映りたい」と舟券貢献でファンにアピールするつもりだ。