ボートレースからつの「第11回領巾振山つつじカップ」は23日、2日間の予選を終了。3日目(24日)の10~12Rで行う準優勝戦に進出するベスト18が出揃った。

 茅原悠紀(33=岡山)が予選首位通過。好バランスで軽快な舟足だ。2位の木下大将(36=福岡)はエース機53号のパワーが光る。3位の菅章哉(32=徳島)は低調機ながらも、持ち前の強伸び仕立てが奏功。この3人が準優1号艇を獲得し人気を背負うが、準優12Rに3号艇で登場の藤田靖弘(36=静岡)にも注目したい。 

 藤田は予選を1、4、2着にまとめ7位で通過。「ペラを叩いてピット離れ、出足が上向きました。伸びも悪くなくて普通よりいい。足的には満足です」と良機38号の性能をしっかり引き出した。準優に向けては「コースは臨機応変に行きます。納得できるようにペラを仕上げて、S遅れないようにして攻めて行きたい。優出を目指して頑張ります」と意気込む。

 大外枠の山崎毅(61=福岡)は前づけ必至だが、中枠を確保して内水域に構える今節の二枚看板、茅原&菊地孝平(42=静岡)の一角を崩して優出といきたい。