ボートレース桐生の一般戦は22日の5日目、9~11Rで準優勝戦が行われ、23日(最終日)12Rの優勝戦に出場するベスト6が決定した。枠順は以下の通り。

1号艇・岡 祐臣(37=三重)

2号艇・中沢和志(44=埼玉)

3号艇・斉藤 仁(43=東京)

4号艇・金田 諭(42=埼玉)

5号艇・北野輝季(32=愛知)

6号艇・塩崎桐加(28=三重)

 優勝戦は、節一の伸び足を誇る岡が「この足なので、勝たなければいけないと思っている」と気合十分。予選トップ通過を果たすと準優11Rもしっかり逃げ切った。勢いそのままに〝王道V〟へ突き進む。

 ただ、他艇も黙っているはずもなく、特に初日12R「桐生ドリーム戦」を制した斉藤が岡を脅かす存在となりそう。

 準優勝戦9Rは、6号艇の浅見昌克(51=埼玉)の前づけで進入が深くなった上、2コースの杉山貴博(40=東京)と3コースの浅見がSで遅れてカベを失う不利な隊形に。それでも慌てることなく、コンマ07の好スタートを決め、4カドから攻め込む塩崎を振り切り1着を手にした。

「(進入は)深くなったけど、そのくらいの方が逆に気合が入っていい(笑い)。特訓から感じが良かったし、回転の上がりが良かった。スタートもいいのがいけた」と余裕の表情を見せた。

「いい調整ができたし、バランスが取れて上位の足」と仕上がりは文句なし。「チャンスはあると思うし、最後に(優勝)できればいいので」。不敵な笑みを浮かべ、虎視眈々とV奪取を狙っている。