【下関ボート・PGⅠマスターズC】上平真二が大舞台での〝新ネタ〟披露へ勝負駆け

2021年04月22日 22時37分

2年連続の優出を狙う上平真二

 ボートレース下関のプレミアムGⅠ「第22回マスターズチャンピオン」は予選3日目を終了。4日目(23日)は準優進出をかけた勝負駆けの一日となる。得点率トップに立ったのは4戦3勝の金子龍介(48=兵庫)。2位に太田和美(48=大阪)、3位は瓜生正義(45=福岡)がつけるが、昨年の優出メンバーでもある上平真二(47=広島)も、2年連続優出へ着々と態勢を整えつつある。

 上平は〝継続は力〟という言葉を地で行く男である。A1昇級は1999年前期。以来22年半もの間、一度も降級することなくA1を張り続けるのは、仕事に対するブレない姿勢と切磋琢磨、そして創意工夫を続けた証だろう。

 若手時代は目立つ存在ではなかった。むしろ、同期同県の高浜芳久(47=広島)の方が才気走ったレースをしており、2002年に早々とGⅠで優勝(多摩川48周年)するなど輝いていたものだ。

 しかし、上平の近況の充実ぶりはどうだ。昨年からGⅠで4優出(2020年2月・宮島中国地区選=2着、4月・津マスターズC=4着、2021年2月・徳山中国地区選=4着、4月・宮島ダイヤモンドC=3着)。昨年10月にはSG初優出(大村ダービー=4着)も経験した。

 世の中がSNSの時代になると、隠し持っていた才能を見せ、動画上や、時にはピットでも笑いの琴線に触れるおちゃめな仕掛けを繰りだす。まさに「時代は上平を待っていた!」のだ。

 準優へは2走10点(ボーダーを得点率6・00に想定)が目安となるが、2日目にプロペラを叩き変え「方向は決まった」と正解を出し「回って押してくれるかな? という感触があった」なら勝負駆けもドンと来いだ。最近はエンジンさえまともなら仕上げに失敗しない男だけに、きっちり勝ち上がってもらい、大舞台での〝新ネタ〟披露を待ちたい。

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