ボートレース下関のプレミアムGⅠ「マスターズチャンピオン」は22日、予選3日目を開催。この日は1499勝で今節に参戦してきた立間充宏(46=岡山)が史上466人目となる通算1500勝を達成した。

 3日目5Rは待望の1号艇での出走。3号艇・江口晃生(56=群馬)がシビアなコース取りに動いてきたが、これを抑えてインコースを死守。コンマ11のトップスタートを決めると、ライバル勢に何もさせずに逃げ切って、メモリアルゴールを駆け抜けた。

 レース後には妻で今大会に一緒に参戦している寺田千恵(52=岡山)が「2000勝した女」とプリントされたTシャツを身にまとい、立間と肩を並べて記念撮影をし、和やかなムードを醸し出し周囲の笑いを誘っていた。

 その後、恒例の水中に投げ込まれる水神祭の祝福を受けた立間は「すごい選手がいる中で申し訳ないです。これからもボチボチやっていきます」と、謙遜しながら喜びを表した。

「整備してから雰囲気が変わった。全部の足が明らかに良くなった。どのくらいのレベルかは分からないけど、これでやっとペラができる。下がることもない」と話したように、舟足も良化一途。4日目(23日)の予選突破を懸けた勝負駆けにも注目だ!