ボートレースからつの「第11回領巾振山つつじカップ」は22日、開幕する。菊地孝平(42=静岡)、茅原悠紀(33=岡山)のビッグネームを中心とした4日間のショートシリーズだ。21日の前検日にはエンジン抽選、スタート特訓などが行われ、初日ドリーム組では白石健(43=兵庫)と茅原が好感触。菊地も中堅十分の動きだった。

 10人が参戦するA1選手の中でも注目したいのが川原祐明(26=香川)だ。「足は悪くなかったです。ターンでグリップがくるように調整します」と機率40%の良機14号に好感触で、特訓後は調整に励んだ。

 21日現在の来期(2021年後期)適用勝率は6・15で、目下のA1ボーダー6・17をわずかに下回っている状況。3月若松GⅠ68周年では7度目のGⅠ参戦で初の予選突破した成長株は、「いいエンジンだと自分でも記念で通用することが分かったので、絶対にA1に残らないといけない。今節が期末最後のあっせんなので、気持ちだけは入れて落ち着いて走りたいです。集中していきます」と気合もマックス。初日から好走してA1勝負駆けを成功させるつもりだ。