ボートレース若松の「日本トーター杯BTS北九州MD開設15周年記念競走」は17日、予選2日目を終了。18日は予選3日目を迎える。

 この日の9Rで大外6号艇を前づけ策で克服。2コースから1着とした中岡正彦(43=香川)が3戦2勝2着1回で現時点での得点率トップに立っている。2位に吉永則雄(42=大阪)、3位で今出晋二(45=岡山)が追う。

 一方、初日ドリーム戦を制して連勝発進していた長田頼宗(35=東京)は2日目5、4着と精彩を欠いた上、不良航法の減点10もあり大きく後退している。

 一方、注目されるのが重木輝彦(33=兵庫)の動向だ。初日3Rを4コースから差して1着と幸先いい船出を飾ると、2日目前半4Rでは3コースからまくり差して2着。さらに後半12Rでも2コースから差して3着を確保。ここまで3戦して1、2、3着のオール3連対と安定感光る走りが続いている。

 エンジンに関しては「2日目は安定板が着いたので足はよく分からなかった」としながらも、「安定板が外れたら出足、行き足はいい」と相棒34号機は機率31%以上の動きがあるようだ。

 今期はB1級ランクながら、17日現在の来期適用勝率は6・40と飛び級での4期ぶりのA1復帰も見えてきた。「A1は意識しているけど、点数的にも大丈夫と思う。それよりも今年はまだ優出をしてないので、今節は優勝戦に乗れるように頑張ります」と意気込んでいる。〝シゲキ〟たっぷりの走りで最終日まで暴れてくれるはずだ。