【若松SGボートレースメモリアル】深川真二 勝つために何でもやる!

2014年08月22日 11時40分

大暴れが期待される深川

【若松SGボートレースメモリアル:カウントダウンコラム(2)】26日に開幕するSG「第60回ボートレースメモリアル(モーターボート記念)」。本紙恒例の直前企画は“目指すはSG初戴冠”と題しSG戦初優勝を狙う選手を紹介する。本大会は各地区から選抜された強豪たちを中心とするメンバー構成のため、ボートレースの“甲子園”と例えられる。深川真二(40)はそこへ佐賀県・ボートレースからつの代表として乗り込む。同じくからつ代表の峰竜太(29=佐賀)とともに、西九州のツートップとして大暴れが期待される深川をクローズアップする。

 まずは6月のグランドチャンピオン(浜名湖・GC決定戦、優出6着)の話から。好リズムで勝ち上がったものの、準優戦は2着でファイナルは6枠に。そこでチルトをMAXの3にはね上げ、大外から一撃勝負に打って出た。勝算はあったのか。

「今村豊選手と足合わせしてみて、伸びは悪くなかったし仮に前づけにいったとしても4コースぐらいしか取れないと思ったから、それなら伸び勝負で一発カマシたろと思って。ま、スタートが合わなかった(0・26)けどね」。確かに結果は吉と出なかったが、プロとして勝つ可能性を求めた末の選択だった。

「プロとしてやっていく上で、自分にお金がかけられてるのを意識するのは当然だし、負けたら飛んでくるヤジは、ありがたいと思ってる。負けて悔しがる気持ちがなくなったら終わり。昔は6着走るぐらいならコケたほうがマシと思ってたし」

 若松のMB記念、そして深川といえば思い出されるのは2008年の第54回大会だ。深川はその大会でSG初優出(6着)。枠はグラチャンと同じ6枠。その時は思い切った前づけで存在感をアピールしたのだが、根底にあるプロ意識はチルト3の時とも同じである。

 自身のSG初制覇がかかるのはもちろんだが、実は佐賀支部からは上滝和則(46=佐賀、現選手会会長)の05年チャレンジカップ以降、SG覇者が出ていない。

「そう言われればそう。でも周囲の盛り上がりとか、周りの評価は全く気にならない。レースで緊張することもないし。とにかく勝負に徹して自分のやれることをやるだけ。一般戦だろうが、周年だろうが、SGだろうがレースに臨むモチベーションは常に全く同じ」

 プロ根性に裏打ちされた希代の勝負師が、若松水面を熱くする。

☆ふかがわ・しんじ=1974年6月6日生まれ。佐賀支部の71期。92年11月からつでデビュー。翌93年1月福岡で初勝利。2009年6月からつMB大賞でGⅠ初優勝。通算70V(GⅠ3勝)。13年の獲得賞金額は3484万6000円。同期に山崎智也、海野ゆかり、馬袋義則ら。身長165センチ、血液型=B。