ボートレース津のGⅠ「開設69周年記念 ツッキー王座決定戦」は17日、準優3番勝負を行い、18日=最終日12Rで争われる優勝戦出場選手が決定した。メンバーは次の通り。
1号艇・寺田 祥(42=山口)
2号艇・長岡 良也(37=兵庫)
3号艇・中野 次郎(39=東京)
4号艇・丸野 一樹(29=滋賀)
5号艇・深谷 知博(33=静岡)
6号艇・豊田健士郎(25=三重)
V最短といえる優勝戦1号艇を手にした寺田は、直近2場所の福岡SG「クラシック」、宮島GⅠ「ダイヤモンドカップ」と、予選トップ通過、準優1号艇を勝ち取りながらいずれも3着敗退。
また、この日の準優勝戦も前の10、11Rで1号艇の選手がそろって2着に敗れる〝嫌な流れ〟となり、「もうボクだけの問題ではない…」と悲壮感すら漂わせて臨んだ準優12Rだったが、スリットで立ち遅れながらも何とか逃げ切り、ひとまず〝負の連鎖〟を断ち切った。
当然ながら「1回くらいでは取り返したとは言えない。何回勝てば取り返せるのかは分からないが…」と、準優を勝っただけで満足する訳にはいかない。
機力に関しては「準優戦が今節で一番の足だった。少し伸び寄りなので好みではないが、だいぶ直したし、今なら中野選手ともそこまでの差はない」と、機力にも不足はなく、気迫の速攻で通算8度目のGⅠ制覇を狙う。