ボートレース津のGⅠ「開設69周年記念 ツッキー王座決定戦」5日目の17日は、最大のヤマ場となる準優ラウンドを迎える。序盤に好調だった選手が順当に勝ち上がった半面、実力者の巻き返しも目立った。

 特に予選ラストとなる16日の4日目10Rで鋭い2コース差しを披露した平本真之(36=愛知)に注目したい。

「1番(岡崎恭裕、34=福岡)もミスっていないのに差せた。高回転系の調整にしたのが良かった。自分の乗り方とも合っていたし、方向性が分かった。やっとハマってきた」と、ようやく調整をうまく合わせてきた。

 今節は序盤から足自体は水準レベルにあった一方で、ターン出口の部分だけが良くならなかったが、本来のターン力が発揮できる仕上がりになった。

 準優11Rは2号艇。昨年11月の当地68周年も同じく準優2号艇から2着→優勝戦は5号艇から準VでSG「グランプリ」出場を決定づけたゲンのいい枠でもある。渾身のハンドルに期待だ!