ボートレース住之江の「ルーキーシリーズ第8戦 スカパー!・JLC杯競走」は15日、予選の2日目を行った。

 12Rで行われたドリーム戦は1号艇の上田龍星(25=大阪)が落ち着いたレース運びで逃げ切り勝ち。3走して4、2、1着と徐々に成績は良化。「回転を上げてマシになっている。スムーズになった。足はバランスが取れてきた」と笑みを浮かべる。

 また、中山将太(25=福井)が、まくり2連発で得点率トップに躍り出た。「行き足~伸びがいいし、かかってからの押しもある。これなら優勝を狙える足だと思う」と舟足に自信を持つ。

 その中山と同じく、3戦2勝2着1本と好走が光る井本昌也(24=山口)にも注目したい。

 2日目の6Rはインの加藤翔馬(23=兵庫)に逃げられたが、入海馨(25=岡山)、栗城匠(25=東京)に競り勝ち価値ある2着。「道中は2人(入海、栗城)のプレッシャーがすごかった。しのげて良かった」と笑顔。「回った後の足が良さそうですね。ターンで進んでいる感じがする」と感触はいい。

「この足なら初優勝のチャンスもある。まずは準優好枠を目指したい」と気合に満ちている。3日目も楽しみな存在だ。