ボートレースまるがめの「Bカードメンバー大感謝祭 日本トーター杯」が15日に開幕する。今節は4日間の短期決戦で一走ごとの着順が明暗を分けるサバイバルシリーズとなる。前検日の14日はエンジン抽選、スタート特訓が行われ、各選手が普段よりも忙しなく調整に追われていた。

 初日メイン12Rのドリーム組では3号艇の西野翔太(38=広島)が好感触。引き当てた25号機は2節前に節間で3度も転覆するアクシデントに見舞われたが、前節ではA2初昇格に挑む地元のルーキー・中村日向(22=香川)が勝率をキープするべく懸命に調整を重ねた注目機だ。

 そんな相棒に対して西野は“合格”のジャッジ。「これはエンジン直ってますね。何なら足は余裕があります。特訓で評判だった村田浩司(38=山口)選手にもついていけた」と納得の表情を浮かべた。

 当地は直近4回の参戦で2優出(準V、4着)と水面相性もまずまず。短期決戦だけに、早く仕上がりそうな25号機の後押しを受け、当地初Vも期待できそうだ。