ボートレース福岡の一般戦は13日、幕を開けた。初日メインのドリームレースは1号艇の大上卓人(30=広島)がイン逃げ快勝。前半7Rを含め連勝発進を決めた。

 一方、初日8Rで3連単6000円超の好配当を演出したのが地元の若手・上原健次郎(25=福岡)だ。欠場があって5艇立ての大外から握りマイ。バック4番手から2Mをさばいて一気に2番手に浮上し、道中も永田郁弥の追撃を振り切った。

「チルト0の方がいい。ターン出口で押しています。直線も悪くない。後はかかりや舟の向きがもう少し良くなれば」とさらなる上積みを狙う。

 2019年5月のデビュー以降は苦戦続きだったが、今年1月の児島で水神祭(デビュー初勝利)を飾って以降は舟券に絡む回数も増えている。予選2日目(14日)も思い切りのいい全速戦で上位進出を狙う。