ボートレース大村のGⅠ「ダイヤモンドカップ」は11日、予選2日目を行った。

 2日目も勝利し2連勝と波に乗る浜野谷憲吾(47=東京)の快走に注目が集まるが、伏兵の荒川健太(40=三重)も負けじと好調をアピールしている。

 当地は直近2節、連続で予選敗退と苦戦が続いているが、今節は見違える走りを見せている。初日5Rでインから押し切って白星発進すると、2日目2Rも、2コースから差し切って日またぎの連勝で今節2勝目を挙げた。後半6Rこそ5着に敗れたが、ここまで3戦2勝と〝まるで別人〟の乗りっぷりの良さだ。

「足は初日と変わりないです。展示タイムが出ていないけど、直線で下がる感じではないので、タイムは気にしなくてもいいのかな。むしろ出足、回り足の良さはある。そこを大事にしていきたい。戦える足はありますよ」と実戦足に自信を持ち、表情はすこぶるつきに明るく、中盤戦以降も、軽視は禁物だ。