ボートレース若松の「西部ボートレース記者クラブ杯」は10日、予選2日目を終了。11日は予選最終日(予選は9Rまで)の3日目を迎える。

 2日目連勝の石川真二(50=福岡)が得点率争いで首位に立つ。強烈なピット離れ仕様ながら伸びも良好で上位級の舟足だ。2位は奈須啓太(37=福岡)、3位は山一鉄也(53=福岡)とドリーム組の3人が上位を形成。4位の乙藤智史(36=福岡)も舟足は軽快だ。〝ミスター若松〟田頭実(54=福岡)はボーダー下の21位から勝負駆けに挑む。

 そんな中、得点率7・00で9位につける堤啓輔(35=佐賀)に注目したい。初日開幕1Rを4コースからの差しで制し、2日目3Rは3コースから握って2着。後半11Rは結果こそ5着だったが、道中は2着争いに加わり見せ場はつくった。

「少し伸び寄りで全体に足は悪くない。中堅上位くらいです。握って回れる乗りやすさがある。(2連率)28%より全然動いていてペラに反応があります」と近況好調な10号機に手応え十分だ。

「一つでも内枠で準優に乗れるように頑張りたいですね」と意気込む。予選ラストの5Rは進入固定の大外枠でも軽視禁物だ。