ボートレース浜名湖のGⅢ・オールレディース「HamaZoカップ」は10日、予選3日目が終了した。

 佳境を迎えた得点率争いは、池田浩美(44=静岡)が2日目から4連勝とし、6戦5勝で首位に立った。また、2位に松瀬弘美(50=静岡)、3位に千葉真弥(27=静岡)がつけ、地元勢が上位を独占している。なお、優勝候補の一人、守屋美穂(32=岡山)は3日目7Rで痛恨のフライングを切り賞典除外となった。

 予選首位争いは地元勢が奮起する中、ここまで1、3、2、2、1着と高値安定の航跡で得点率2位につける松瀬に注目する。3日目3Rは強気の全速ツケマイで2着、後半7Rは守屋のフライングもあり恵まれて1着ゴールとした。

「久々にこんなにいいエンジンが引けて今節はすごくワクワクしてます。いい流れになってますね」とニッコリ。その舟足も「ずっと出足から行き足が良かった。ただ伸びで止まっていたのが気になっていたけど、思い切ってペラを叩き変えて、これが正解! 乗りやすくなったし、ターンの食いつきもいい。それに、回ってからの押しが良く、伸びていく感じが出てきました」と上昇一途だ。

 2013年の当地戦以来、優勝から遠ざかっているが「そんなに前ですか。このエンジンならチャンスは十分あります。初日にプレッシャーの中、1号艇でしっかり逃げられたので、今はリラックスして走れてます。この流れを切らさず最後まで頑張ってみますね」と久々の優勝へ向け、闘志をみなぎらせていた。