ボートレース桐生の「第14回ドラキリュウカップ・3世代対抗戦」は8日、幕を開けた。

 初日メインのドリーム戦は6号艇の中田竜太(32=埼玉)が大外からの豪快なまくり差しで制した。前半7Rの2着を合わせ2連対と上々の滑り出し。

「足は全体的に少しずついいって感じですね。前検は乗りやすかったけど、初日の朝に乗ってみたらそうでもなかった。ペラを叩いたんですが、レースでも乗りづらさがありました。でも、足が良ければ乗りづらくてもいいので、足を求めて調整します。微調整の範囲で行けると思いますよ」と感触は悪くない。V候補として、このままシリーズを引っ張りそうだ。

 1号艇で2着に敗れた橋本久和(50=群馬)だが、5号艇の前半8Rでは3コースを奪取し、まくり差し快勝。こちらも1、2着の2連対発進で「ペラとギアケースを調整して良くなった。いい人には少しやられたりするけど、悪くないですよ」と手応えはまずまずだ。

 予選スタート組では安藤裕貴(46=愛知)が唯一の連勝と好走を披露。好素性機だけに、2日目以降も楽しみだ。