ボートレースまるがめの「春のセンバツ ボートレース選手権大会」は7日、8~11Rで準優進出戦が行われ、8日の準優勝戦に出走するベスト18が決定した。

 準優進出戦の1号艇4者では、8Rで古川健(37=広島)が3着に敗れたものの、9R・山本隆幸(43=兵庫)、10R・平尾崇典(48=岡山)、11R・島村隆幸(30=徳島)は逃げ切り人気に応えた。

 6日目の準優勝戦、注目したいのは10Rに3号艇で出走する池永太(36=福岡)だ。準優進出戦8Rでは4カドから差して1周バックは4番手だったが、2Mでうまく小回りして2番手に浮上し、そのままゴールした。

 道中でうまさを見せた逆転劇だったが「2M出口で完全に前に出たのに、そこから追いつかれた。足はあくまで普通。他にもいい人はいる。だから自分にやれることをやります」とレース後、すぐさまペラ調整を行った。
 ただ、池永の近況は好調。現在審査中の2021年後期勝率は7・44(7日現在)と好成績。また、当地(まるがめ)は直近2節で優勝→準Vと結果を出しているように水面相性も良好。舟足の上積みができれば、絶好枠に構える山本隆幸を打ち負かして優出する可能性は十分ありそうだ。