ボートレース蒲郡の「日本財団会長杯争奪戦 蒲郡ムーンライトレース」は7日、予選3日目を行った。今節は7日間シリーズで、5日目に準優進出戦が実施されるため、4日目(8日)が予選最終日となる。

 シリーズリーダーの萩原秀人(41=福井)は連勝が4でストップしたが、僅差で得点率首位を守り、予選最終日を迎える。

 男女混合戦の今節、女子レーサーの今井美亜(30=福井)は好素性機を駆りながら序盤は6、5、3着と苦戦していた。だが、3日目に軌道修正に成功した。

「エンジンにずっと力強さを感じていたし、合えば悪くないと思っていたけど、合わせ切れなかったんですよね。(ペラを)もらった時の形がすごく特殊で、最初はそれで行っていたけど、競るとホントに弱くて…。思い切って叩き変えたらバランスが取れて良くなりました」

 機2連率45%の68号機は全部の足に◎がつく上位級のエンジンと目されていた。今は、その評価に見合うだけの仕上がりに近づきつつある。「どちらかといえばターン回り型でいいですね。メッチャ、パンチがあるわけではないけど序盤を思えば良くなって、戦える感じは十分あります」

 3日目1、2着と巻き返して得点率は16位まで上昇。予選最終走は6Rの6号艇(予選終了後の後半10Rは得点率にノーカウント)だが、ジャンプアップを狙えるだけのパワーを秘めている。