ボートレース蒲郡の「日本財団会長杯争奪戦 蒲郡ムーンライトレース」は6日、予選2日目を行った。

 序盤2日間を終了し蒲郡巧者の土屋智則(36=群馬)が1、3、2、3着。4戦オール3着以内と堅調に運んでいる。6号艇で登場した2日目4Rでは、3コースまで動き道中は3番手で前を追走する形となったが、2周1Mで豪快に握って金子賢志(30=群馬)に競り勝ち、2着に入った。

「初日の1走目は良くなかったけど、2走目のドリーム戦からしっかり合って乗り心地が良くなって、思い切りレースができるようになった。ドリーム組の中でも足は分が良さそうな気がしたし、これならイケるな、と感じました」

 当地は2019年12月、そして今年1月と連続優勝中で快速仕立てのイメージが強い。「自分では成績ほど相性がいいとは思ってないけど、結果がしっかり残ってるから、いいんでしょうね。まだ自信を持って好きな水面ですと言い切れるほどではないので、ここでまた、いい成績だったら考え直します」と笑った。

 絶好枠で登場する7日の3日目12Rでは序盤4連勝と突っ走る萩原秀人(41=福井)をインから迎え撃つ構図となりそう。ここでシリーズリーダーの萩原を封じ込めれば、さらに勢いは増すはずだ。