ボートレースまるがめの「春のセンバツ ボートレース選手権大会」は6日、4日間の予選が終了。開催5日目(7日)の8~11Rでは準優進出戦が行われる。

 2日目から5連勝の島村隆幸(30=徳島)が首位通過。2位は古川健(37=広島)、3位に山本隆幸(43=兵庫)、4位が平尾崇典(48=岡山)となり、この4人が準優進出戦の1号艇を手にした。

 一方、注目したいのは12位通過の渡辺翼(29=山口)。予選ラストの3R(11Rは一般戦)は6号艇。島村が5コースからまくり差して抜け出した後の2番手争いを制した。これで予選5走を1、5、2、3、2着として得点率は7・20。準優進出戦10Rの3号艇に陣取る。

「どちらかと言えば伸び型。伸びに限ればそこそこ付いていける。でもターン回りに重さがあって我慢して乗っている。回ったあとのつながりや、ターン回りがスムーズになるようにペラ調整を続けます」と29号機の戦闘力アップを狙う。

 現在審査中の2021年後期勝率は5・22(6日現在)。A2キープの瀬戸際にいる。「A2はもちろん意識してます。2連対率(30%)も守らないといけない。今節はまだ3日間残っているので、しっかり頑張ります」と気合を入れる。準優進出戦も一発に期待だ。