ボートレース宮島のGⅠ「宮島ダイヤモンドカップ」は5日、予選2日目を迎える。初日(4日)12Rドリーム戦は3コースから新田雄史(36=三重)がまくり差してきたが、イン先マイを果たした毒島誠(37=群馬)がバック引き離し逃げ快勝した。ただ「もう少し回った後が欲しい。多少、乗り心地は上積みがあったけど、(足の)変化はなくて…」と機はまだ中堅級でさらなる上積みが必要そうだ。

 ドリーム戦3着の地元・山口剛(38=広島)の舟足がパワフルに映った。4コースカドからコンマ09のスタートを決めるも内枠勢も好スタートを決めて1Mは差す展開に。「伸び寄りに調整した。正直、まくれる感じはあったけど内も警戒してましたからね。足はいいと思う。伸びだけなら中の上くらい。枠に応じて伸びを落としても行き足、出足を求めたい」と好機力に笑みがこぼれる。

 また、深谷知博(33=静岡)、篠崎元志(35=福岡)、桐生順平(34=群馬)が初日2走2連対発進とした。