ボートレース福岡のヴィーナスシリーズ第1戦は3日、予選3日目を迎える。

 今シリーズ、ピットの話題をさらっているのは初日ドリーム戦から無傷の3連勝とロケットスタートを決めた大山千広(25=福岡)だ。

 2日目5Rでは大外6号艇から4コースをゲット。1Mでは最内を突いて、二番差しからバックストレッチで舟を伸ばして2Mを先取り。同じく4カド進入の後半11Rでも〝ラッキー〟な差し展開を生かして、空いた内を一気に突き抜けた。

 レース後は「出ていく伸びではないけど、回った後の足のつながりがすごくいい。バランスが取れて、どの足も強めです」と機力に関しては満足そうな口ぶり。その一方で「行き足が良くてスタートが早くなっているので注意したい(前半STはコンマ02)。1艇身全速を目標にいきます」と、気を引き締めていた。

 近況はフライング禍もあってガマンのレースが続いていたが、現在審査中の2021年後期適用勝率は6・17(2日現在)までアップ! 今節、固め撃ちができれば(月末までにあと20走で90走到達)A1級キープも視界に入る。

 3日目は6Rと10Rの3、1号艇での出走。どこまで連勝を伸ばせるか注目だ。