【三国GⅠレディースチャンピオン】小野生奈ステップアップの手助けは師匠と妹

2014年08月04日 10時00分

【三国GⅠレディースチャンピオン:カウントダウンコラム(最終回)】5日に三国で開幕するプレミアムGⅠ「レディースチャンピオン(女子王座決定戦)」。本紙恒例の直前企画は“魅せます!フレッシュパワー!!”と題し初出場の新興勢力を紹介。その最終回に登場するのは小野生奈(25=福岡・103期)だ。

 7月30日に篠崎仁志の優勝で幕を閉じたGⅢ「第1回ウエスタンヤング」では10人参加の女子のうち平山智加とともに予選を突破した。準優戦では5号艇で出場、6コースからのレースとなり結果は5着で優出はならなかったが、大外から男子顔負けのまくりを敢行。2M勝負に持ち込んだが艇団にのまれての5着。師匠の吉田弘文に叩き込まれた攻めの精神はしっかりと受け継いでいる。

 前々期には自己最高の6・60の勝率をマーク、B1からA1へ2階級特進を果たし、その成長の著しさを全国にアピールした。今年2月にはボートレース芦屋のGⅠ「九州地区選手権」でGⅠ初出場、5日目には水神祭も受けた。続く5月、ボートレース福岡で開催されたSG「オールスター/笹川賞」でSG初出場。白星こそなかったが2着1本、3着4本と3連対には貢献している。

 今回のプレミアムGⅠ「レディースチャンピオン」は初めての出場だが、すでにGⅠ、SGと2回の記念戦を経験しているだけに「普段のレースと同じ気持ちですね。平常心を失わずレースしたいと思ってます」と、気負いや緊張感といったものはない。2度の記念戦でトップレーサーにもまれた経験がメンタル面の強さを培ったのだろう。

「トップクラスのすごさを感じたし、技術面、精神面とすべての面で自分のプラスになっていると思います」と同時に「まだまだという気持ちも大きかった」とも。その思いが今後の成長につながるのは間違いない。

 もうひとつ彼女にとってステップアップの手助けとなっているのは「いつも元気、気持ちで走るような人。頼もしいですよ」という妹・真歩(112期)の存在。練習、意見交換と互いに切磋琢磨し合うが、常に妹に背中を見られているという意識は働く。

「妹に言った以上は自分もその分しっかりやらないと、という気持ちが働きますからね。すごくためになってると思いますね」と師匠の吉田とともになくてはならぬ存在だ。

 今大会では成長の跡を師匠、そして妹にしっかり見せてくれるだろう。

☆おの・せいな=1988年10月2日生まれ。福岡県在住の103期。2008年11月芦屋でデビュー。10年5月の芦屋で初勝利。11年11月住之江で初優出。13年12月、蒲郡W優勝戦で初優勝。今年2月芦屋GⅠ「九州地区選手権」、5月福岡SG「オールスター/笹川賞」に出場。身長155センチ、血液型=B。同期は市村沙樹、喜井つかさ、深谷知博、黒井達矢ら。