【三国GⅠレディースチャンピオン】喜井つかさ“メンタル強化”で髙み目指す

2014年08月01日 11時00分

さらに高みを目指す喜井つかさ

【三国GⅠレディースチャンピオン:カウントダウンコラム(2)】8月5日にボートレース三国で開幕する「レディースチャンピオン(女子王座決定戦)」。恒例の直前企画は“魅せます!フレッシュパワー!!”と題し初出場の新興勢力を紹介。第2回に登場するのは喜井つかさ(24=岡山)だ。

 過去に取材した時に「今、この業界での夢はある?」の問いに「岡山の先輩で仲良くさせてもらっている守屋(美穂)さんや樋口(由加里)さんらと一緒に女子王座(現在のレディースチャンピオン)に出ること」と言っていた。地道な努力を惜しまず、黙々と先輩の姿を見ながら着実に力をつけ、今年はその夢を現実のものとした。「夢がかなったことは素直にうれしいです」と、その話題になると厳しい表情も一変して自然と緩む。一方で、新たに抱えている問題がある。それは「初優勝とA1級に上がること」。現在A2級を1年間保持。その間には4回の優出経験もあるが、最後の最後で勝ち切れず、なかなか次のステップに進めないでいる。「レディースチャンピオンに出るからには優勝!と言いたいんですけど、まずは自分がしっかりしないと。今は壁にぶつかってる感じが自分でもしてますね。今大会は大村(GⅢのウエスタンヤング)を走らせてもらってるけど、一緒に守屋さんも樋口さんもいる。こういう時にアドバイスをもらいながらスキルアップしていきたい」と口を真一文字にしてキッパリ。

 その壁を打ち破るには何のスキルアップが必要なのか? すると右手で拳を固め、胸をふた叩きして「ハートですね」と苦笑いした。「とにかくメンタルが弱い。まずはこのメンタルの強さをつけていかないと、上のクラスでは勝ち進めない」。技量やペラ調整といった艇界で必要なスキルは、ここ数年である程度は備わってきた。さらに高みを目指すには“メンタルの強化”が必要不可欠と喜井は自己診断する。その課題をクリアするために日々、努力しているのだが、なりふり構わず一直線に目標に向かい突っ走る姿は、いかにも喜井らしい。

「ボートレーサーになることが夢だった」と喜井は、これまで着実に自らの夢をかなえ続けてきた。この先も持ち前のひたむきさで夢をかなえ続けるだろう。

☆きい・つかさ=1990年1月14日生まれ。岡山支部所属の103期。2008年11月児島でデビュー。10年9月住之江で初勝利。12年8月下関で初優出。優出回数は4回、優勝はなし。13年の獲得賞金額は1503万7000円。身長159センチ。血液型=B。