ボートレース若松の「かっぱくん杯」は29日、開幕した。初日メインのドリーム戦は市橋卓士(41=徳島)が5コースから展開を突いて差し切った。

 この市橋、嶋義信(32=香川)とともに連勝発進を決めたのは高倉和士(29=福岡)だ。

 初日前半2Rでは5コースからまくり差して快勝、B級5人を相手にA1の地力を見せつけた。ただ「1Mはいい所に入れて結果は良かったけど、乗り心地が気になった」と納得していない様子で調整へ。「ペラを叩いて、これならいけるという感じになった。足は悪くないです」と手応えをつかんだ後半11Rは、インから軽快に逃げ切った。

 当地は1月、2月に続き今年早くも3度目の参戦。「1月は優勝、2月は準優勝なので、今節は優出3着が目標ですね」と、うそぶいていたが、気配は良くVをもぎ取る可能性は十分ある。2日目以降も好走に期待だ。