ボートレース平和島の「スカパー!・第20回JLC杯ルーキーシリーズ第6戦」は27日、予選3日目を終了した。

 ここまでの得点率トップは、今回が平和島初登場ながら、この日、連勝ゴールを飾り、5戦3勝2着2本のオール2連対をキープする定松勇樹(19=佐賀)で、舟足も全体にパワフル仕上げだ。以下、2位・井上忠政(25=大阪)、3位・柴田直哉(30=福岡)、4位・小池修平(25=大阪)までが得点率で8点オーバーとしており、準優勝戦1号艇争いは最後まで目が離せない。

 一方、今節は大崩れすることなく、得点率6・80の14位につけているのが竹下大樹(22=福岡)だ。

 3日目の前半1Rは2Mで畑田汰一(22=埼玉)を差し切って2着。後半7Rは1Mで引き波にのみ込まれたが、そこから立て直し、3着の木場悠介(28=長崎)をあと一歩まで追い詰める4着とした。

 開口一番、竹下は「相変わらず足はいいですよ」と愛機・72号を絶賛する。「後半はスタートで少し放ったけど、いい感じだった。バランス的に上の方。いい人と試運転をしていないので、どの位置にいるのかは分からないけど、いい方にいると思う。本体には力強さを感じます。乗り心地も問題ないです」とエンジンは万全の状態にあると言える。

 現在、審査中の2021年後期適用勝率は5・45(27日現在)と自身初となるA2級昇格が見えている。「勝率のことを考えると良くないので、まずは今節に集中します。それで結果がついてきてくれれば…」と自然体を貫き、予選突破、そして自身初となる優出を目指す。