ボートレース桐生の「みどり市発足15周年記念市議会議長杯」は25日、予選3日目を行った。

 ここまでを終えて太田和美(48=大阪)が5戦3勝3着2本で得点率トップに立つ。序盤はやや足踏みしたものの、節一のパワーを誇る37号機と、持ち前のテクを駆使して2日目後半から3連勝をマーク。「Sして出ていくけど、悪くはないっていうところ」と評価は控えめだが、前節優勝機は今節も威力十分。予選最終日となる26日の4日目も、期待に応え結果を出してくれそうだ。

 予選3日目は太田の他に、石塚久也(39=埼玉)と間野兼礼(32=愛知)も連勝と好走。中でも、25日が誕生日という間野が気を吐いた。前半2Rは4コースからコンマ08の好Sを決めると、内側艇をあっさりのみ込むまくりで快勝。後半9Rはインからしっかり逃げ切った。

「誕生日に勝てたのもうれしいんですが、今日(3日目)は勝負駆けだったので、2連勝できたってことの方がうれしい」と表情が緩む。この連勝で得点率は12位にジャンプアップ、ヤル気も倍増だ。「足は悪くない。起こしや初動の反応が鈍いので修正したい」と舟足を底上げして予選突破を目指す。