ボートレース大村の発祥地ナイターGⅢ「オールレディース 第15回蛭子能収杯」は25日、最終日を迎え、12Rで優勝戦が行われる。メンバーは次の通り。

1号艇・渡辺優美(28=福岡)

2号艇・浜田亜理沙(33=埼玉)

3号艇・遠藤エミ(33=滋賀)

4号艇・三浦永理(38=静岡)

5号艇・角ひとみ(52=広島)

6号艇・倉持莉々(27=東京)

 予選トップ通過の渡辺は、24日の5日目準優戦10Rも力強く逃げ切った。今節は慎重なコメントが目立った舟足も、「5日目にして仕上がりました。ペラを叩いて全体的に上積みができているし、乗っていて雰囲気が良くなっている」と正解を出してきた。ならばイン逃げを決め今年初V達成なるか。

 ただ、注目したいのはベテランの角だ。

 準優勝戦9Rでは富樫麗加(31=東京)の猛追を振り切っての2着入線に「エンジンがいい。回ってから伸びていく感じがある。その足をレースでも生かせている。私がこの成績なんだし、仕上がりには満足」と61号機に手応えを感じている。

 また、これで通算200回目の優出となった。「ひとつの区切りだし、そこを目指していたので達成できて良かった」と笑顔全開。さらに「次はこっち(優勝)を更新したい。展開が向けばチャンスはある」と2011年10月の尼崎以来となるV奪取をもくろむ。