ボートレース住之江の「ボートピア梅田開設14周年記念」は24日、最終日を迎え、12Rで優勝戦が行われる。メンバーは次の通り。

1号艇・林 美憲(46=徳島)

2号艇・奈須啓太(37=福岡)

3号艇・村松修二(30=広島)

4号艇・田中 豪(48=東京)

5号艇・楠原正剛(34=福岡)

6号艇・井上一輝(26=大阪)


 予選首位通過から準優勝戦1号艇→優勝戦1号艇とVロードの王道をまい進する林。「ターンミスしても前に押してくれる。行き足、伸び、回ったあとの二の足がいい。エンジンの素性がいい」と55号機は万全。今年初V、通算65回目の優勝に王手をかけた。

 しかし、ファイナルの舞台では隣の枠から難敵が目を光らせる。それが機力評価で林と評価を二分する奈須だ。こちらの36号機も好仕上がり。

「バランスの取れた足でいい人とそん色ない。他の人は〝住之江は乗りにくい〟と言うけど、自分は乗りづらいと思ったことがない」と、4節連続優出を決めた好相性の水面に臆する様子はない。

 奈須は前節・3月の鳴門一般戦で今年初Vを達成しており、連続Vがかかる。実はこの時の1号艇が林だった。因縁の2人が早くも対決するが「前節やっつけたのだから、今節もやっつけますよ」とキッパリ。一度あることは二度ある!? 奈須のハンドルさばきから目が離せない。