ボートレースまるがめの「ジャパンネット銀行杯」は20日(4日目)、すべての予選を終了。21日・5日目の準優勝戦へ勝ち上がるベスト18強が出揃った。

 予選得点率トップは、3日目から首位に躍り出た広瀬将亨(42=兵庫)。2位は田中信一郎(48=大阪)、3位・大庭元明(51=福岡)となった。なお、3日目終了時点で得点率2位の好位置につけていた白神優(30=岡山)は、4日目1Rでの転覆事故で負傷し、無念の帰郷となった。

 やはり注目したいのは得点率1位通過を決めた広瀬だ。「(4日目の6Rで)勝てばトップ通過と分かっていたので、スタートを行きました」と狙って取ったトップの座だけに価値は大きい。

 舟足についても「3日目と条件は違ったけど、ターンで気になっていたところは解消できたし、足も変わらずいいです。全体的にバランスが取れて、上位といってもいいと思います」と相棒64号機のデキに大満足だ!

 広瀬は「今年はまだ優勝がないので、水面相性がいいここ(まるがめ)で優勝して、リズムを上げたいですね」と話したが、2018年9月の多摩川戦以来となる、有言実行Vまでは準優→優勝戦、あと2つ(5日目7Rは勝ち上がりに関係ない一般戦)となった。