ボートレースまるがめの「ジャパンネット銀行杯」は18日、予選2日目が終了した。予選2日間を終えて田中信一郎(48=大阪)が4戦2勝オール3連対で首位を走るが、2位以下の広瀬将亨(42=兵庫)、大庭元明(51=福岡)、白神優(30=岡山)、吉田一郎(53=長崎)も得点率は差がなく首位争いは大混戦だ。

 2日目終了して首位に立つ田中は「プロペラを大幅に叩いた。変わらず乗り心地や道中の感じとか悪くない。握って進む感じもだいぶ解消されたが、まだ良くないね。またプロペラ調整をします」と、まだ納得の域にはない。

 一方、田中を追う広瀬は「足はいいし、まだ良くなりそうな余地がある」と表情は明るい。大庭も「プロペラ調整をして良くなったね。特に回ってからの後がいいし、乗りやすい」と入念なプロペラ調整が奏功し、2日目12Rではカドから一気にまくり、3連単5万円超えの大波乱を演出した。白神は「少し重さはあるけど、ターンした後の感じはいい」と手応えをつかんでいた。吉田も「足併せでもバックで伸びるし、回った後のつながりがいい」と機力アップに成功させた。

 一方、地元で期待の中岡正彦(43=香川)は初日1着の後、6、6、4と低空飛行が続き3日目は早くも予選突破への勝負駆けとなった。