ボートレース宮島の「宮島神速王決定戦」は18日、予選2日目が終了した。ここまで4戦3勝の村岡賢人(31=岡山)が得点率トップに躍り出た。僅差で3戦2勝2着1本の斉藤優(38=徳島)、山地正樹(44=岡山)、機はトップクラスの竹田辰也(37=山口)と続く。

 そんな中、得点率5位につける古川健(37=広島)も好調をキープしている。2日目3Rは5コースからコンマ15のSでひとまくり。3着に新人の田村慶(20=徳島)が入着したのもあるが3連単は3万5610円の高配当となった。「2月にここで走った時とは全然違いますね。ペラ調整して初日よりも底上げできた。出足、伸びともいいと思う」と好気配に表情が緩む。

 2009年9月に児島でデビュー初V(通算2V)を飾ったが、その際は3号艇に王者・松井繁がおり、5コースからコンマ09のトップSでまくり切った。「若い時は伸びに特化した調整をしていた。ただ、いろんな経験をして現状はバランスよく仕上げている。もちろん無理なSは行かない程度に頑張るつもりです」と語る。

 3日目は1R3号艇と6R4号艇だが「スロー、ダッシュどちらのSも見えてている」と心強いコメント。予選折り返しだが、準優好枠を狙える位置にいるだけにセンター枠でどのようなレースを見せるか注目したい。