ボートレース児島の「ヴィーナスシリーズ第24戦」は15日、予選2日目を終了。この日のメイン「ドリーム戦」を制した田口節子(40=岡山)が初日後半戦から3連勝をマーク、同じく地元の守屋美穂(32=岡山)も、4戦1勝ながらオール2連対を継続中だ。

 16日の3日目12Rで1号艇・田口と3号艇・守屋に大外6号艇から挑む大穴候補が赤井睦(31=徳島)だ。

 前検日はスタート特訓前に「プロペラをやりたい形に叩いた」と何やら秘策がありげ。そして実戦ではチルトを0・5度にハネ上げて登場し、4カドから一撃をもくろんだが、伸びることなく不発に終わり、6着大敗。2号艇の後半はチルト0に下げたものの、またしても6着惨敗だった。

「プロペラを伸び型に叩いたけど、初日は求めていた伸びもないし全部の足が悪かった。なのでチルトをマイナスにして、ペラも叩き変えました」

 モデルチェンジして臨んだ2日目2Rは5コースからグイッと伸びてまくり快勝! 一変した足色は、反撃態勢が整ったことを物語る。

「スタートも全速だったのもありますけど、伸びましたね。初日に比べてかなり良くなりました。回り足はまだ弱めだけど伸びはいいです!」

 これで3走12点。予選突破へ首の皮一枚つながったなら、この伸びを生かして、イケイケの猛攻あるのみだ。