ボートレース徳山の「防長交通杯争奪戦」が15日、開幕する。

 今節は5人の女子レーサーが参戦する男女混合戦。14日の前検日は近況好調な49号機を手に入れた地元・清水攻二(47=山口)が、6秒86の前検一番時計を叩き出すなど、活発な動きをアピール。さらには広次修(38=山口)、松下一也(38=静岡)、福田宗平(31=大阪)、高倉和士(29=福岡)、山口広樹(25=福岡)らの気配が良好だった。

 中でもスタート特訓を終えて、笑顔を見せていたのが福田だ。引き当てた17号機は2節連続で予選を突破しているエンジンで、前節は女子の強豪・寺田千恵がレース足の良さを披露していた。

 福田は「何もせずに乗ってみて、重さはあったけど、足併せや特訓で下がることはなかったし、乗り心地が良かった。前検としてはまずまず。このままレースにいってもいいかな」と、まんざらでもなさそう。

 初日は5R3号艇の1回走り。いきなり持ち味の攻撃力を発揮するシーンもありそうだ。