ボートレース福岡は14日、一般戦の開催2日目が終了した。ここまでの得点率状況は大混戦。4戦2勝で2、3着各1回とまとめている三嶌誠司(52=香川)がトップに立っている。

 一方で1走ごとにリズムアップしているのが大ベテランの北川幸典(58=広島)。2日目5Rのイン戦ではコンマ11の好スタートを決めて先マイ。前を向くと力強い加速を見せ、石川真二(50=福岡)の差しをしのいで押し切り、今大会初白星を挙げた。

「初日後半にプロペラを叩いてからはいい感じだよ。行き足が良くて出足からのつながり、それに回り足もいい。伸びに寄せると出足がなくなるけど、現状でも中堅以上の足はある」と納得の仕上がりだ。

 福岡は通算4Vを誇る相性のいい舞台。衰えを知らない攻撃力を生かして、3日目も豪快なレースを披露する。