ボートレースまるがめの「BTSまるがめ開設記念 ナイター王決定戦」は6日、開幕した。初日12Rドリーム戦は当地3節連続優出中の桑原悠(33=長崎)が危なげなく逃げ切り快勝。前半7Rは3着としたが「後半の方がいいですね。ただ、悪くないけど特徴がない。エンジンがいいのなら、もう少し特徴をつけたい」と上積みを目指す。同レース2着は山地正樹(44=岡山)。前半含めて1、2着と好ムードで、前節の児島Vの勢いそのままに2日目も大暴れしそう。

 穴で狙ってみたいのが江頭賢太(25=長崎)だ。初日6Rは4号艇の村上純(46=岡山)が前づけに動きS展示はスローの3コースも、本番は3カドを選択。スリットから加速して2内艇をのみ込んだ。1Mをまくり差してきた山口隆史(35=福岡)がバックで迫ってきても、2Mで冷静に差して白星スタートを切った。「スロー、ダッシュの練習は両方していた。足は悪くないし、山口(隆史)さんと比べたら良さそう。何よりも1着スタートなのでうれしいです」とホクホク顔。

 2019年前期にA級に初昇格するも、その後はB級暮らしが続いている。本人は「あんまり調子は良くないですね。リズム的にもイマイチなので今節で何とかしたい」と気持ちを奮い立たせる。

 2日日は2R4号艇、8R6号艇のダッシュ2走だけに「まるがめは嫌いじゃないし、むしろいいイメージがある。あとはSもうちょっと行きます」と静かに闘志を燃やしていた。