
ボートレース住之江のGⅠ「太閤賞 開設64周年記念」は4日、予選初日を終了した。注目の12Rドリーム戦は地元の湯川浩司(41=大阪)が4コースカドからコンマ13のトップスタートを決めて豪快まくりで快勝した。舟足に関しても「出足や乗り心地を殺してカド用に伸び一本で行った。その伸びはいいよ」と得意の伸び仕様の調整を施して、伸びは上位レベルにある。2日目(5日)は2、1号艇の内枠2走。ここを連勝とするようだと、13度目のGⅠVがググッと近づいてくる。
2連率トップ(54%)の83号機を引いた馬場貴也(36=滋賀)が、初日まさかの6、4着発進。エース機とは呼べないまでも上位クラスのエンジンだけに5、6枠を克服するとみられていたが、「初日は2走とも展開がなかった」。とはいえ馬場は今年の近畿チャンプであり、近況は間違いなくリズムはいい。機に関しては「全体的に足は少しずついいくらいで機率54%の感じは今のところない」と話すが、仕切り直しの2日目は12Rドリーム戦に登場。センターから切れ味鋭い攻めで軌道修正を図る。
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