ボートレースびわこの一般戦が2日、熱戦の幕を開ける。

 初日12Rには今シリーズの主力が激突する「ドリーム戦」が組まれているが、V有力候補にも挙げられる池永太(35=福岡)が当地エース格の47号機を引き当てたとあってがぜん、注目を集めている。

 この47号機は昨年6月から使用され、2連対率43%、6優出1Vの高実績機。同10月・GⅡ秩父宮妃記念杯で河合佑樹が節一足で優出。直近では3場所前の金田諭が強伸び仕上げで優勝。前節の小野達哉も「自分が節一。優勝戦メンバーで腕は負けるが、エンジンは勝っている」と太鼓判を押したように、出場全メンバー〝垂ぜん〟のシロモノだ。

 前検日のスタート特訓前には「競技委員長から『(池永選手に)これを引かれたらあかんわ~』と言われましたよ(笑い)」と、ホクホク顔。その特訓後は「重たさはあるけど、スリット近辺の伸びが良さそうでした。プロペラ調整をしっかり合わせる」と手応え上々で、改めて気を引き締めていた。

 池永自身も最近10節のうち一般戦は6節あったが、5優出3Vと絶好調! どうやら、2020年「グランプリ」で初出場初優出した97期同期同支部の西山貴浩の活躍に、大いに刺激を受けているようで、気迫の走りが続いている。

「調子はいいですよ。パンチよりもバランスが取れた仕上がりですね。今節もしっかりレースができるように頑張ります」とやる気十分だ!