小野生奈の地元Vで幕を閉じたGⅡ芦屋「第5回レディースオールスター」に続いて、次の女子戦線はボートレース平和島の「ヴィーナスシリーズ第23戦」が3月1日、開幕する。前検日にはエンジンン抽選、スタート特訓などが行われた。

 初日メイン12R「トーキョー・ベイ・ドリーム」は金田幸子(41=岡山)が1号艇。引き当てた前節優出(4着)の20号機は最近好調の1機で、前検の感触も「足は良かったです。特に起こし、行き足が良かった」と悪くない。

 前節Vの77号機を得た6号艇の西橋奈未(24=福井)は前検トップタイムの6秒65をマーク。「エンジンは悪くない。乗っている体感がすごくいいし、楽しみです」と笑顔がはじけた。

 一方、不安な前検となったのが今井美亜(30=福井)だ。近況低調な相棒76号機が相棒となり、特訓の前後にはプロペラ調整に没頭。「ヤバい。このままだと何もないです」と悲壮感を漂わせた。