ボートレース芦屋のGⅡ「第5回レディースオールスター」は27日、5日目を終了。最終日(28日)12Rで優勝戦が争われる。

 地元での特別戦でファイナル1号艇を勝ち取った小野生奈(32=福岡)が枠番でも、機力でも優位に立つが、2020年賞金女王で優秀女子選手に選出された4号艇・平高奈菜(33=香川)も黙ってはいない。

 準優勝戦10Rは3コース戦、1Mではややレース失敗となり、竹井奈美(31=福岡)の抜け出しを許したものの、バック4番手追走から、2番手争いで先行した松本晶恵(33=群馬)、広中智紗衣(40=東京)を2Mでまとめて交わす巧ターン。2周1Mで松本を突き放して2着を確保。レディースオールスターでの初優出を決めた。

 機力に関しては「上位の人の足は分からないので何とも言えないけど、(自分としては)いい仕上がりと思っている。特徴はちょい伸び。舟の向きは抜群! で、出足も良くなってきている」とレース足を上位レベルにまで引き上げてきた。

 優勝戦は「オールスターなので魅せるレースをしたい」と、4コースのダッシュ戦から、気迫のスリット攻勢でレディースAS初戴冠を狙っている。