蒲郡ボートのGⅢ「KIRIN CUP」が23日に開幕する。

 初日メインの12R「ドリーム戦」には豪華メンバーが集結した。1号艇・井口佳典(43=三重)、2号艇・白井英治(44=山口)、3号艇・湯川浩司(41=大阪)はそろってSGタイトルホルダーで、いずれも当地GⅠウイナーでもあり、この水面にも好相性を誇っている。
 
 昨年4月の開設65周年記念覇者である湯川は「ちょっとプロペラを叩いたぐらいだけど、(動きは)悪くはなかった。前検日は回転不足気味だったので、まずはそこをうまく合わせていきたい」と特訓後に語っていた。

 65周年記念優勝戦では、完全な伸び型仕様にして3カドからまくり快勝! あの峰竜太(35=佐賀)のイン戦を撃破した。「最近の調整は無理に伸び型にするよりもエンジンなりのことが多い。今回もまずは(実戦で)乗ってからですね。エンジン自体は悪くないと思います」。

 GⅠ12V、SG4Vの実力者が果たしてどんな調整を施すのか。ドリーム戦は絶好枠に構える井口との85期同期対決が見モノだ。