ボートレース福岡の「福岡県知事杯争奪 福岡都市圏開設31周年記念競走」は22日、予選3日目を終了した。

 今シリーズはV戦線の中心となるはずの銘柄クラスのリズムが上がらず、得点率状況は大混戦。ここまでトップに立っているのは3日目連勝を飾った塩田北斗(33=福岡)で、これを三川昂暁(32=福岡)、松村敏(37=福岡)、枝尾賢(39=福岡)らが追う展開となっている。

 一方で思わぬ勝負駆けに追い込まれたのが篠崎仁志(33=福岡)と原田幸哉(45=長崎)だ。篠崎は「試運転ではいいときもあるが、まだ合わせ切れていない。いいところがない」と渋い表情。

 序盤から舟足が目立っていた原田は3日目11Rを逃げ切って今節初勝利。「リズムが悪かっただけで、足にはかなりの手応えがある。これで流れを変えたい」と、準優進出へ意気込んでいる。