ボートレース住之江の「第49回飛龍賞」は21日、予選2日目が行われた。初日連勝を飾った峰竜太(35=佐賀)は、2日目1回乗りの7R6号艇でもあっさりと勝利。無傷の3連勝と“無敵モード”に入った。

 同支部の先輩・深川真二(46=佐賀)も4戦して2、2、2、1着と高値安定の航跡を残し、この2人が今シリーズの2強を形成している。

 峰は「初日に1走する前はエンジンが全然ダメで正直、帰りたいと思っていました。でも、諦めずに整備して良かった。ホントにこれはラッキーですよ。(昨年末の)グランプリからずっといい流れができている」とリズムの良さを強調した。

 肝心の舟足に関しても「まだ中堅の域は出ないけど、体感やターン回りは日に日に良くなっている。替えた部品がだんだんとなじんできましたね。これなら自分のターンが思い切ってできるので、これで大丈夫です」と仕上がりには自信を見せる。

 ここまで3戦全勝として、完全優勝まで意識しているかと思われたが「完全優勝までは狙ってないですね。でも、僕が活躍すれば売り上げもいいみたいだし、ボート界の人気を上げて、メジャーにするためにも期待に応えられるように頑張らないと」と3日目以降もファンを魅了することを約束した。