ボートレースまるがめのGⅠ「第64回四国地区選手権」は19日、5日目を迎えて、シリーズ最大のヤマ場となる準優勝戦3番勝負が行われる

 その準優ラウンド10Rで不気味な存在となりそうなのが中越博紀(36=香川)ではないか。

 予選最終日3Rをイン速攻で1着。地元水面で5節ぶりとなる準優戦進出を果たして「最近は地元レースでふがいなかったので、流れを変えようと準備してきました」と好結果を出して、安堵の笑みを浮かべた。

 機力は「伸びがいいエンジンの人とは、次元が違う」と直線に関しては控えめながら「それでも行き足がいいからスタートがしやすい。それに、今節は最近になく体感がいいんですよ」と、実戦向きの好仕上がりになっている。

「もともと冬場には強い(2018年の大村GⅡモータボート誕生祭の優勝も1月)んでね」と笑うように〝冬男〟が優出に向けて虎視眈々としている。