ボートレース桐生の一般戦は18日、予選2日目を終了した。

 この日は初日に連勝発進を決め、シリーズの主役に名乗りを上げた菊地孝平(42=静岡)が4着、佐々木康幸(47=静岡)が4、6着と失速。一方、原豊土(40=静岡)が連勝を飾ると、萩原秀人(41=福井)、永井源(40=愛知)、鳥居塚孝博(46=群馬)、佐藤隆太郎(26=東京)、岡部哲(46=埼玉)の5人が2走1、2着として急上昇。一気に上位陣は大混戦となった。

 中でも注目したいのが佐藤だ。前半8Rでは前節V機を駆る萩原の強襲を抑えてイン逃げ快勝すると、後半11Rは5コースから豪快にまくり差して2着と好内容だった。

 相棒の74号機は3節前に地元の大沢普司が節一に仕上げて独走Vを飾った好素性機だ。前検日の時点では「悪くはないけど期待していたほどではなかった」と辛口評価だったのが、2日目には「足はいいと思います。レースで競っていないので、はっきりとは分からないけど、中堅上位はあると思います」と上昇カーブを描いている。

 さらに調整が合ってくれば、節一級に仕上がっても不思議ではないだけに、3日目以降の走りからも目が離せない。